本文へスキップ

 りてらこや新潟は新潟市を中心に活動しているボランティア団体です。

りてらこや新潟の紹介ABOUT US

「りてらこや」とは

 「りてらこや」とは、英語で読み書きの力を指すLiteracy(リテラシー)と、寺子屋(てらこや)を合わせて作った言葉です。
 読み書きの力(リテラシー)を身につけるための教育を受けることは、どこに住んでいても、何語を話していても、手話を使っていても、必要なことで、基本的な人権の一つだと言えます。また、平和で豊かな多文化社会を築く上でも、言葉の力を鍛えることは、重要なことだと考えます。
 私たちは、読み書きの力や言葉によるコミュニケーション力を育むために、次のような活動に取り組んでいきたいと考えています。

 
代表者については、こちらをクリックしてご覧ください。


小中学校教科書の翻訳版・ふりがな付け版の提供

  国際化にともない、新潟県内の公立小中学校にも日本語が分からない子どもたちが在籍するようになりました。多くの場合、このような子どもたちは日本語の教科書を使って、日本語の授業を聞いて勉強します。子どもの言語学習能力は大人に比べ大変高いと言われます。半年もすれば、友だちと話したり、先生の指示を理解したりすることはできるようになります。このような生活言語のレベルでは確かにそう言えるかもしれません。
 しかし、勉強のための日本語を覚える(学習言語の習得)には、さらに何年もかかるのが普通です。そのため、教科の勉強が遅れがちになってしまい、特に高校受験では、大変不利な立場に立たされるケースが多いのです。
 日本語の読み書きが、日本で育った子より得意でないだけなら、仕方がないと言えるかもしれませんが、実際には、もともと知っていた自分の言葉も忘れてしまい、どの言語であれ、読み書きが十分に習得する機会を得られないまま、社会へ放り出されてしまうケースもあるのです。これでは、その子どもの教育権が保障されているとは、言えません。
 少なくとも、教科書が自分の母語に翻訳されていれば、家庭学習や親に読んでもらうことで、内容を理解することができます。また、クラスの友だちが今何を勉強しているのかもわかり、教室での疎外感を減らすこともできます。
 そこで、私たちは新潟の大学に留学中の学生とともに社会科の教科書・副教材の翻訳とふりがな付けのボランティアを始めました。現在は、約10名の中国、韓国の留学生がボランティアで後輩のために教材作りに励んでいます。このほか、一般の方や日本人大学生も振り仮名付けなどのボランティアとして参加しています。ボランティアの方が増えれば、もっとたくさんの教材を用意することができます。一緒に活動をして下さるボランティア会員、資金援助をして下さる賛助会員の方を随時募集しています。

情報のバリアフリー化を目指して…DAISY教材の研究

 複雑な現代社会を生きていく上で、誰にとっても情報は不可欠です。だからこそ、誰でも簡単に正確に情報を得られるように、情報のバリアフリー化がますます求められています。社会の多言語サービスを促進するとともに、視覚や聴覚に障害がある人、文字による情報の取得が難しい人でも、必要な情報にいつでもアクセスできるような社会をつくっていくことが大切だと考えます。
 そこで、私たちは2011年度からDAISYシステムについての勉強を始め、ふりがなを付けた小学校の社会科教材のDIASYマルチメディア化に取り組んでいます。
 視覚障害のある人にとって、DAISY図書はなじみのあるものですが、一般にはまだあまり知られていません。これまでは音声だけのCDタイプが一般的でしたが、音声だけでなく、読み上げている箇所のテキストをハイライトしながら、目で文字を追って聞けるタイプのマルチメディア図書の開発が進んでいます。これらは、視覚障害のある人だけでなく、学習障害・識字障害のある子どもの学習にも役立つものと考えられます。
 私たちは、DAISYマルチメディア教材のような、ユニバーサルデザインの教材は、多くの人の言葉の学習に役立つと考え、このたび試作に挑戦することにしました。
 誰もが自分にあったかたちで新しい知識を得られるような社会になったら、素敵だと思いませんか。皆さんも是非、会員または賛助会員として、ご協力ください。
  

言語教育・言葉に関する勉強会やワークショップの開催

 私たちは、言葉や言葉の教育に関する勉強会やワークショップを通じて、社会における言葉・言語教育の重要性を広く理解してもらえるよう取り組みます。
 特に日本では、日本語以外の言語(手話も含め)を母語とする子どもたちの母語教育支援が急務だと考えます。母語のリテラシーが確立しなければ第二言語の習得も非常に困難になり、楽しいはずの学校生活や新しい知識の獲得も苦痛になってしまいます。日本では、日本語を母語としない人は少数派=マイノリティーです。少数派の声は届きにくいので、そうした声を積極的にとりあげていくことは、多文化共生社会を築いていく上でも重要なことだと考えます。
 また、将来的にはこれまで読み書きを勉強する機会がなかった人を対象にした識字教育にも取り組んでいきたいと考えています。


日本の学校や母語教育に関する相談

 主に新潟県内の外国から来た方で、お子さんの学校のことや、入試制度などについて、わからなくて困っている方を対象にメールで相談を受け付けています。また、母語の維持や読み書き(リテラシー)に関する相談にも応じ、必要な場合は、専門家への橋渡しをします。成人の識字教育や日本語教育など言葉に関する相談も受けつけます。
 専門家に聞きにくいような言葉に関する小さな問題や困りごとがある方は、お気軽にご連絡ください。


バナースペース

りてらこや新潟 Literakoya Niigata

りてらこや新潟のツイッター

代表者のツイッター

代表者のブログ
ブログを読む